「島人を結ぶ 隠岐古典相撲」

「島人を結ぶ 隠岐古典相撲」

「島人を結ぶ 隠岐古典相撲」

「島人を結ぶ 隠岐古典相撲」 サブ画像

「島人を結ぶ 隠岐古典相撲」 サブ画像

実績概要

12年ぶりに、島中の熱が一つの土俵へ集まりました。

2024年、隠岐の島町町政20周年を記念し、12年ぶりに開催された「第15回隠岐古典相撲大会」。
この大会の記録・プロモーション映像の制作を担当しました。

 

取組は夕方に始まり、夜を越えて翌日の昼まで続きます。
そこにあるのは単なる勝ち負けではなく、
相手への敬意や地域同士の結びつきを大切にする、隠岐ならではの濃い伝統です。

現場に入って、その文化が町民の暮らしに深く根づいていることを何度も実感しました。

各地区で開かれる前夜祭には老若男女が集い、翌日の決戦に向けて歌い、踊り、声を張り上げる。
大会当日には、さっきまで撮影スケジュールを確認していた役場の担当者が、5分後にはまわし姿で土俵に立つ――。

運営する人、相撲を取る人、応援する人。そこに明確な境目はありません。
誰もがこの相撲の当事者となり、島中が同じ熱に包まれながら、全員で一つの熱狂をつくり上げていました。

私たちも夜通し撮影を続け、明け方には、小雨に打たれながらカメラを抱えたまま、灰になったように眠るカメラマンの姿も。
それほど過酷でありながら、最後まで目を離すことのできない現場でした。


完成した作品「島人を結ぶ 隠岐古典相撲」は、山陰広告賞の動画部門で金賞を受賞しました。

この受賞は、島の皆さんが守り、育ててきた文化の力を、映像として伝えられたことへの評価だと受け止めています。

12年ぶりに島中の熱が土俵へ集まり、人と人、地域と地域が結ばれていく。その瞬間を、次の世代へ手渡せる形にすること。
残したかったのは、単なる相撲大会の記録ではなく、隠岐という島が「ひとつになる」瞬間です。

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